2012/02/13 (Mon) 【バレンタイン特別企画】ナズーリンからのプレゼント【東方SS】

注意
･この作品は｢東方Project｣及び、｢上海アリス幻楽団｣の二次創作です。
･原作のイメージを崩壊されたくない方は御遠慮ください。
･私は文章を書くのが苦手な方なので、拙い部分が多々あると思います。ご了承下さい。
･ナズーリンのセリフが中心となって進んでいきます。他キャラは｢ ｣をつけますのでご理解をよろしくお願いします。
・感想お待ちしています。

では、突発的に思い付いたまま始めますので続きからどうぞ。


P.S.
ナズーリンちゅっちゅ。

――――――――――――――
―――――――――――
――――――――

まったく、うちのご主人様はいったいどこへ・・・。
ん、なんだ君か。なんのようだい？今はご主人様を捜していて、忙しいんだ。あとにしてくれないか？
え、今日は何の日かって？ふむ、私はなにも思いつかないが･･･どうしてそんなことを聞いたんだい？
･･･なるほど、今日は『ばれんたいん』という日だったのか。で、それはどんなものなのだ？
･･･ほう、恋人や仲の良い人にチョコレートを渡す日だったのか。
生憎だが、私は忙しい。またご主人様が宝塔を無くしたのだ。だから、後にしてくれないか？
･･･なに？一緒に探してくれるのか？まぁ、それは構わないが･･･どこに落としたかもわからないものを探し出すのは私でもこのダウンジングロッドがないと難しいのだが･･･って早速行ってしまったか。
仕方ない、私も再開するとしよう。

――――――――
―――――――――――
――――――――――――――

――――――――――――――
―――――――――――
――――――――
ふぅ、かれこれ1時間探したが、見つからないとは・・・。今日は聖が特別な日と言っていたから早く見つけ出さないといけないのだが・・・。
おぉ、さっきの奴じゃないか。どうしたんだそんなに笑顔で。･･･まさか本当に見つけ出してくれるとは思わなかったよ・・・。いや、本当に有り難う。おかげで助かった。これでご主人様も怒られずに済むだろう。
さて、見つけてもらったお礼に何かしたいのだが･･･。いや、遠慮しなくてもいい。私も早く見つからないか急いでいたのだ。それに聖のことだ、どうせまた会ったらお礼をしたいと言うに違いない。
・・・よし、なら私についてこい。命蓮寺に来な。そこでお礼をしよう。

――――――――
―――――――――――
――――――――――――――

――――――――――――――
―――――――――――
――――――――
さて、ついた。ここが命蓮寺だ。
「あら？ナズーリン。ここにいたのですか。そして、そちらの方は？」
あぁ、聖か。こちらの人はちょっと捜し物に付き合ってくれたんだ。で、見つけてくれたから、なにかお礼をしようと思ってね。
「まぁまぁ！では、こちらへどうぞ。丁度お菓子を用意していたので、お礼にお茶をしていきませんか？」
・
・
・
ん、聖、今日は何のお菓子なんだ？
「はい、今日は外の世界でバレンタインデーと呼ばれる日そうなので、せっかくなのでこちらでもそれと同じ事をしようと思いまして、お茶に合うかどうかわかりませんが、抹茶を使ったチョコレートを作りました。」
おや、君の言っていたのと似ているな。偶然だな。なら、私も何か用意をしてくるとしよう。
・
・
・
「はい、できましたよ。では、まず一口･･･うん、抹茶の苦さと香りがチョコレートと合いますね。」
ﾓｸﾞﾓｸﾞ･･･チョコレートというものを初めて食べたが、おいしいな。君はどうだい？･･･そうか、それはよかった。では、ほら、こっちを向け。あぁ、そうだ。ほら、あーん・・・。どうしたんだ、顔を赤くして。別に恥ずかしいことはないだろ？これはお礼なのだから。ははっ、そんなに恥ずかしがるな。もう一回だぞ、あーん・・・。
・・・さっきよりもおいしいだって？は、恥ずかしいことを言うなぁ、君は。わ、私まで照れてしまったではないか///
「あらあらまぁまぁ、羨ましいわね～。」
ひ、聖も冷やかすなっ///　まったく、君もいつまで顔を赤くしているんだ！

――――――――
―――――――――――
――――――――――――――

――――――――――――――
―――――――――――
――――――――
今日は本当に有り難うな。また、君も遊びに来るといい。今度は命蓮寺一同お出迎えしよう。
さて、ご主人様に宝塔を渡してくるよ。
あ、そうだ、これを君に。バレンタインデーは親しい相手に渡すのだろう？ならば、今日のお礼に私からチョコレートをあげようと思ってな。
家でゆっくりと食べるといい。それじゃあ、元気でな。

チョコレートにはこう書かれてあった、『あ　り　が　と　う』と。